執筆者一覧(目次より)
序文
箕浦 昌之(大学生協組合・東海ブロック教職員委員会委員長)
第 一 章
中学生たちの戦時下 ── 勤労動員そして少年兵 ──
知覧・半田・広島・長崎 ── 学徒動員の記憶 ── 17
諏訪 兼位(名古屋大学名誉教授・日本福祉大学名誉教授)
被爆で親友を亡くした戦争体験 26
可児島 俊雄(名古屋大学名誉教授)
一九四五年の蛍火 30
篠原 三郎(NPO法人京都自由大学講師)
戦争を引きずる ── 勤労動員と空襲の体験 ── 38
長岡 利貞(元椙山女学園大学教授)
最後の陸軍幼年学校生徒として 46
伊藤 喜栄(元慶応義塾大学教授・元神奈川大学教授)
中学生の戦争 ── 学徒動員 ── 59
木村 初男(名古屋大学名誉教授)
戦時下に受けた少年、青年教育体験 65
戸田 安士(名古屋大学名誉教授・金城学院名誉理事長)
軍国少年終焉の日 ── その思い出の断片 ── 77
福島 達夫(元日本福祉大学教授)
十三歳の「特別年少兵」への道 91
福田 静夫(日本福祉大学名誉教授)
第 二 章
戦時下の小学生 ── 学校生活と疎開 ──
小学生だった私の「戦時中」 127
歌川 悦子(日本福祉大学名誉教授)
戦時と戦後の学校生活 134
中田 實(名古屋大学名誉教授)
空襲と集団疎開 141
杉山 幸丸(京都大学名誉教授・元京都大学霊長類研究所長)
ないないづくしの小学生時代 149
安保 邦彦(愛知東邦大学地域創造研究所顧問)
国民学校と疎開の体験 154
庄司 善哉(秋田大学名誉教授)
私にとっての太平洋戦争 ── 疎開、父の戦死 ── 160
長谷川 浩一(元青山学院大学教授・元聖学院大学教授)
第 三 章
子どもたちが体験した戦争 ── 空襲、機銃掃射 ──
私の被爆体験から 169
沢田 昭二(名古屋大学名誉教授)
戦争から平和へ ── 空襲の体験 ── 176
高橋 正(愛知大学名誉教授)
子どもの戦争と十歳の終戦 187
森 靖雄(元日本福祉大学教授・愛知東邦大学地域創造研究所顧問)
まぶたに焼きついた二度の戦災 195
伊藤 秋男(南山大学名誉教授)
第 四 章
外地での戦時下 ── 満州、内蒙古 ──
内蒙古で過ごした少年時代 205
鳥居 達生(名古屋大学名誉教授)
敗戦前後の「満州」で 213
大木 一訓(日本福祉大学名誉教授・労働運動総合研究所顧問)
戦前のある日本人の生き方と「満州」 220
中須賀 徳行(岐阜大学名誉教授)
第 五 章
戦時下という時代
戦時下の思想弾圧の体験 229
一 ノ瀬 秀文(大阪市立大学名誉教授)
戦時期の体験 250
青木 みか(名古屋女子大学名誉教授)
戦争直前・戦中・敗戦直後のできごと 257
福井 崇時(名古屋大学名誉教授)
私の戦争体験記 287
児島 美都子(日本福祉大学名誉教授)
軍歌に現れた「正義」を点検する 291
日野 資純(静岡大学名誉教授)
戦時中の日常 303
丹生 久吉(三重大学名誉教授)
戦前戦後と今 308
和田 一雄(京都大学霊長類研究所共同利用研究員)
戦争の傷跡 ──一家の離散と再会 ── 315
那須野 隆一(日本福祉大学名誉教授)
僕の戦争体験 323
益川 敏英(京都大学名誉教授・名古屋大学素粒子宇宙起源研究機構長)