《編集部から》

人間社は名古屋市・今池にある出版社です。文芸、人文書をつくっています。
書店「書物の森」は、事務所に併設で営業しています。
編集室からお知らせ
桑名を舞台にした時代小説を発刊しました。
『尽くす誠の 桑名藩の維新』
百舌鳥 遼 著
ソフトカバー四六判/376頁
ISBN 978-4-908627-94-1
定価:1,600円+税

近刊、新刊のお知らせ
寺山修司 母の歌、斧の歌、そして父の歌
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■編著:伊藤裕作 |
また、序文を映画人・青池憲司(監督)がモンタージュ的に、論考を演劇人・流山児祥(演出家)が短歌劇場仕立てに、それぞれ独自の視点で寺山と父母との関係性を読み解く。本書は、呪詛と抒情に満ちた寺山短歌鑑賞の入門編でもある。
著者:
(いとう・ゆうさく) 1950年2月、三重県津市芸濃町生まれ。風俗ライター、歌人。寺山修司に憧れて入学した早稲田大学教育学部を7年かけて卒業。在学中は早稲田大学短歌会に所属し短歌を作る。のち法政大学大学院に入学し、修士論文『戦後の娼婦小説の系譜と寺山修司の娼婦観』を書く。歌集に『シャボン玉伝』(ブロンズ新社)』『心境短歌(わたくしたんか) 水、厳かに』(人間社)、ほかに人間社文庫「昭和の性文化」シリーズをプロデュースし、うち4冊が自身の著作。
初めての野菜作り キッチンガーデン
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■著者:成瀬弘治 |
地元紙『矢作新報』に「あなたも野菜づくり名人」を50回連載した。
講座『農業の知恵と技術を学ぶ』には若い初心者からプロのお百姓さん
企業の社長さん、大学の教授らに参加いただき、みな熱心だった。
しかし84歳で大病を宣告され、手術、入院。時間がない。
農業の知恵と技術を、小冊子にまとめることにした。参考になれば嬉しく思います。
著者:
猿投農林高校(定時制)卒、愛知学芸大学(現教育大)卒、愛知県豊田教育事務所指導主事、豊田市立の小、中学校で校長歴任、ホタルの里水田クラブ前会長
著書
◎『米作り大革命』中日新聞社
◎『日本人のためのやさしい3つ星英会話 My English』人間社
◎矢作新報連載「あなたも野菜作り名人」50回
『農業の知恵と技術を学ぶ講座』を6期開講
羊水の中の記憶
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■著者:三浦正典 |
引きこもりの心地いい日々が続いていた。
それが、ある日
なんと殺人事件の目撃者になってしまう。
はたして僕は、名探偵になれるのか???
あれっ、だけど僕って、頭よかったっけ?
精神年齢は10カ月。やっぱりムリじゃん!
小説だけど、ミステリーではありません。
舞台は、昭和時代の名古屋と広島です
羊水の記憶_ポップ画像をダウウンロードする < 書店様
著者:
(みうら・まさのり) 昭和23年、広島県三次町(現在の三次市)に生まれる。
中京大学卒業。中学、高校教員を退職し、現在は名古屋市在住。
趣味として漢検受検に現在も挑んでいる。
絶望から夢を追いかけた若者の実話 銀行員から治療家へ
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■著者: 太田 光幸 |
90歳に近い今も治療をつづける院長が、絶望の底にいた若き日を振り返り、カイロプラクティックに夢を賭けた半生を綴る。
好評につき増刷しました。
著者:
昭和13年2月、三重県鈴鹿市に生まれる。同31年、県立神戸高等学校卒業。同年、協和銀行(現・りそな銀行)入行、津支店に配属された。
のち一宮支店に転勤。39年12月、退職。43年、中和鍼灸専門学校卒業、同年、鍼灸師免許を取得。
カイロプラクティック、オステオパシーなど各種療術の研鑽を積む。特に腰痛についての処し方には独自の理論を有する。
平成6年、愛知県鍼灸師会副会長、その他各種治療会の役職を務める。
関連著書に『こんなとき生まれ こんな半生』(非売品)あり
上野坂下あさくさ草紙 水雷艦長 カイセン ドン!
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■著者:福島 泰樹 |
山村由紀詩集 呼
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■著者:山村 由紀(草原詩社) |
そこには何もないように見える。
しかしじっと耳をそばだてる時、
「うらがわ」で何かが起こっていることに気付く。
見えない世界の向こう側に目を向ける
8年ぶり著者渾身の第4詩集。
著者:
山口県生まれ。大阪府在住。詩誌『詩杜』編集委員。
水谷勇夫と舞踏 『蟲びらき』をひらく
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■越後谷 卓司(著/文 | 編集)水谷 イズル(著/文 | 編集) |
愛知県美術館において開催された小企画「水谷勇夫と舞踏」展(2020年4月3日に展示開始、開催3日で新型コロナウィルス感染拡大防止のため休止後、6月25日〜9月6日の会期で再開)では、東京・池袋西武百貨店内の「スタジオ200」で初演(1988)、名古屋の七ツ寺共同スタジオで再演(1990)された、土方巽追悼の意を込めた大野一雄の舞踏公演『蟲びらき』のための舞台装置が再現され、関連するチラシやエスキース等の資料も展示された。
本書は、水谷勇夫の次男でアーティストの水谷イズルの全面協力のもと、「水谷勇夫と舞踏」展の担当学芸員・越後谷卓司の監修による展示図録の役割に加え、水谷勇夫と舞踏とのかかわりを様々な関係者が読み解く。
本書の主な内容
・熱風の時代回顧〜「水谷勇夫と舞踏」展によせて(馬場駿吉)
・『蟲びらき』の資料群から見えてくるもの(越後谷卓司)
【図版】『蟲びらき』舞台装置と関連資料
【特集】土方巽と水谷勇夫
・土方巽の死 冥府へゆく糸をたぐって(水谷勇夫)
・「蟲開き」と「蟲びらき」(森下隆)
・『蟲びらき』裏話1 〜土方巽と水谷勇夫〜(水谷イズル)
【特集】大野一雄と水谷勇夫
・むしびらき 蟲びらき 蟲開き(溝端俊夫)
・『蟲びらき』裏話2 〜大野一雄舞踏公演蟲びらき〜(水谷イズル)
・大野一雄舞踏公演『蟲びらき』(1988年)の舞台(國吉和子)
【特集】水谷勇夫の関心領域
・水谷さんと舞踏、七ツ寺共同スタジオとのかかわり(二村利之)
・水谷勇夫舞踏関連年譜
著者:
越後谷 卓司 (エチゴヤ タカシ 著/文 | 編集)
越後谷卓司(愛知県美術館主任学芸員)
國吉和子(多摩美術大学客員教授)
馬場駿吉(美術・舞台芸術評論家)
二村利之(七ツ寺共同スタジオ元代表)
水谷イズル(アーティスト)
溝端俊夫(NPO法人ダンスアーカイヴ構想理事)
森下隆(NPO法人舞踏創造資源代表理事)
日本人のためのやさしい3つ星英会話 My English
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■著者:成瀬 弘治 |
流暢じゃなくても
英語の国の大統領より品よく話せる
日本人のための「やさしい英会話」実践法!
中高生の会話力はUP! 大学生は教養力が上がる。教師、塾講師は自信を持って生徒に英語指導ができる。「相手の英語に即応できない」「きれいな英語や流暢な英語はちょっと・・・」そんな心配で英語を話そうとしなかった人に!
著者:
1937 年3 月生まれ。猿投農林高校(定時制)、愛知学芸大学(現愛教大)卒。愛知県豊田教 育事務所指導主事、小学校、中学校校長を歴任。著書『米作り大革命』中日新聞、連載「あなた も野菜作り名人」矢作新報で50回連載。「農業の知恵と技術を学ぶ講座」を6年間開講。
※愛知教育文化振興会の「教育図書出版助成」に選ばれました
「教育と文化」125号・P15の記事、こちらです
ぼくら、うりうりブラザーズ(絵本)
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■著者:わたなべちとせ |
よこどりしたのは、キバキバだん!
いろんな さくせん もちよって、
みんなで おうちを とりもどせ!
多くの絵本コンクールで受賞歴のある、わたなべちとせの、初めての出版。帯の推薦文は谷英美さん(『アローン・シアター』主宰・女優・長門ふるさと大使)、野村祐子さん(箏曲 正絃社 家元・ANET 愛知芸術文化協会 副理事長)です。読み聞かせなら3歳からオーケー。
著者:
東京都出身。愛知県名古屋市在住。手作り絵本・童話創作歴21年。子育ての合間に
読み聞かせを楽しむうち、絵本を作ってみようと思い立つ。親子で一緒に笑いながら
ページをめくる姿を想像しつつ、創作を続けている。日本児童文芸家協会所属
◎愛知万博/あいち環境絵本公募(愛知)
2004 年 入選(愛知県立図書館に複製収蔵)
◎全国コンクール手づくりの絵本展(兵庫)
2005 年 サンパル賞受賞
2006 年 審査員賞受賞
2007 年 原田の森賞受賞
◎花のまち可児/手づくり絵本大賞(岐阜)
2005、2006、2010、2011 年 奨励賞受賞
◎キッズエクスプレス21/
創作童話・絵本・デジタル絵本コンテスト
2015 年 創作童話部門 厚生労働大臣賞受賞
◎美術の祭典東京展/絵本の部屋
2019 年 (本作により)マーベラス賞受賞 ほか
※毎日新聞・愛知県版に紹介記事が載りました
毎日2020年5月27日記事、こちらです
※絵本『ぼくら、うりうりブラザーズ』読み語り動画
▼youtube クリック▼
神話と邪馬台国から解く 南九州の古代
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■著者:青屋 昌興 |
著者:
昭和28年 鹿児島県立川辺高校卒業 昭和32年 電々公社 鈴鹿電気通信学園卒業 昭和46年 電々公社本社桟関 鈴鹿電気通信学園教官 平成21年 『南九州の地名』(南方新社)で第35 回南日本出版文化賞を受賞 現在、執筆活動に専念するほか、各地の郷土史の研究にいそしんでいる。
水、厳かに 心境短歌
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■著者:伊藤裕作 |
起の章(僕には“世界”は眩しすぎる! 怪盗ルパンの盗んだ夕焼け ほか)
承の章(シャボン玉伝説)
転の章(水、厳かにー水族館劇場のほうから
エッセイ この世の果てまで、こぼれてゆけ ほか)
合の章(2010年ーバスは夢箱 2011年ー三月記 ほか)
伊藤裕作論(福島泰樹ー凡愚の旗 桃山邑ー祷りと再生、伊藤裕作の世界 ほか)
著者:
1950年 三重県生れ。津高、早稲田大卒。津市文化奨励賞、斎藤緑雨文化賞(鈴鹿土曜会・三重文学協会)受賞。
令和に語り継ぐ 豊橋空襲
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■著者:岩瀬 彰利 |
著者:
豊橋市図書館副館長。1963年、愛知県豊橋市生まれ。名古屋大学大学院修了、博士。専門は日本考古学(縄文時代の土器・貝塚)、著書に『戦前の豊橋 豊橋空襲で消えた街並み』(人間社)ほか。
本書の主な内容(目次より)
〈口絵〉
豊橋市街地空襲被害範囲図/豊橋空襲写真のカラー化
〈第1章 空襲前の豊橋〉
歩兵第十八聯隊の衛戍/第十五師団の誘致
【コラム】ドラマヒロインのモデルになった内山金子さん
豊川海軍工廠の誕生
〈第2章 太平洋戦争の開戦〉
太平洋戦争突入/空襲に対する備え
〈第3章 豊橋への小規模な空襲〉
豊橋空襲前の小規模空襲/豊橋空襲後の小規模空襲
【コラム】B29爆撃機と焼夷弾
〈第4章 豊橋空襲〉
日米の空襲記録/ターゲットとなった豊橋/最初の爆撃
【コラム】空襲の開始時間
【コラム】ある家族の空襲体験
〈第5章 空襲による各地区の被害〉
荒廃した街のようす/焼け野原となった豊橋の市街地
【コラム】燃えずに残った豊橋病院
〈第6章 空襲後から終戦まで〉
空襲時の市民対応と埋葬/復興への礎
【コラム】焼失した文化財
地上の楽園の観光と宗教の合理化
バリそして沖縄の100年の歴史を振り返る 南山大学学術叢書
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■著者:吉田 竹也 |
本研究では、ヴェーバーの合理化論から再帰的近代化論・リスク社会論までを再整理することを通して、この複合的な合理化を主題化するための理論的枠組みを獲得する(第一部)。とともに、バリの過去100年の合理化過程の基軸の部分を観光と宗教の合理化の関係に見出し、これを記述的に理解しようとする(第二部)。いわばギアツのバリ宗教合理化論を換骨奪胎し、ヴェーバーとも異なる新たな合理化論の枠組みでもって、バリ社会の現在にいたる合理化の主要部分を観光と宗教の関係に焦点を当てて再把握すること、そしてその枠組みを踏まえつつ、沖縄の事例についても補足的に考察する。
著者:
1963年、三重県四日市市生まれ。94年、南山大学大学院文学研究科文化人類学専攻博士後期課程満期退学。08年、博士(人間科学、大阪大学)。現在、南山大学人文学部人類文化学科教授。おもな著書に『バリ宗教と人類学/解釈学的認識の冒険』(単著、風媒社、2005年)、『反楽園観光論/バリと沖縄の島嶼をめぐるメモワール』(単著、樹林舎、2013年)、『人間・異文化・現代社会の探究 人類文化学ケースブック』(単著、樹林舎、2018年)などがある。
「樹林舎叢書」についてのお問い合わせは、052-801-3144 (樹林舎 じゅりんしゃ)までお願いいたします。