樹林舎がつくった本
『人間・異文化・現代社会の探究 ―人類文化学ケースブック―』
■著 者=吉田 竹也 |
大学初年度相当の講義で使用することを念頭に編まれた、人文科学の地力をつける入門書として最適の一冊。著者の専門である文化人類学にあまり偏らないように、哲学、社会学、言語学、歴史学、文学、その他、人間とその文化に関わるさまざまな学問領域から取捨選択した内容。専門的で細かな論点に深入りしすぎず、日本語文献で確認できる情報を基盤としたシンプルで明確な記述。
【本書の内容】
1 本書が「人類文化学」と呼ぶ学問の特徴と、その背景や広がりを明確に
第1章 人類文化学とは何か
第2章 人類文化研究のアルケオロジー
第3章 科学と反科学
2 人間という生き物にとっての文化の特徴を明確に
第4章 ホモ=サピエンスと文化
第5章 歌う鳥と話すヒト
3 科学的で論理的な思考のレッスン
第6章 情報をめぐる論理と倫理
第7章 因果論と少年犯罪
第8章 骨と銃弾と考古学
4 異文化理解の考え方についてのレッスン
第 9 章 異文化とは何か
第10章 文化相対主義のエッセンス
第11章 異文化としてのセクシュアリティ
5 現代社会の特徴の一端を明確に
第12章 現代社会の複雑性とリスク
第13章 戦後日本の原子力/核
第14章 環境と社会の持続可能性
6 まとめ 第15章 はじまりのおわり
《著者について》
1963 年 三重県四日市市生まれ
1994 年 南山大学大学院文学研究科文化人類学専攻博士後期課程満期退学
2008 年 博士(人間科学、大阪大学)
現在 南山大学人文学部人類文化学科教授
おもな著書
『文化人類学を再考する』(共著、青弓社、2001年)『バリ宗教と人類学 ――解釈学的認識の冒険』(単著、風媒社、2005年)『社会変動と宗教の〈再選択〉――ポスト・コロニアル期の人類学的研究』(共著、風響社、2009年)『反楽園観光論 バリと沖縄の島嶼をめぐるメモワール』(単著、樹林舎、2013年)
など。
『Norihito Hiraide』
■著 者=Norihito Hiraide |
時間も場所も自由に行き来する事ができたら? フイルムカメラでの撮影を中心に、日常にふと訪れる歪みを記録した写真68点。 身近なはずなのに遠い国のような、知らない光景なのになぜか懐かしい。そんな写真がじわじわと人気を集め始めています。
《著者について》
1983年京都生まれ、長野育ち。現在、愛知在住。かつて名古屋で活動し、今や日本音楽シーンにおいて“孤高の存在”ともいわれるまでになったバンド、OGRE YOU ASSHOLEの初代ベーシストという異色の経歴をもつ写真家。2011年にバンドを脱退後、写真家として、名古屋を拠点に数回にわたってグループ展や個展を開催するなど、少しずつ活動の場を広げている。
日本の重要なロック・バンド、オウガ・ユー・アスホール(Ogre You Asshole)、そのオリジナル・ベーシストであり、2011年にそれを脱退したNorihito Hiraide(平出規人)が、フォトグラファーとして初の作品集書籍『Norihito Hiraide』を出版した。そのリリースを記念して、さる2018年7月15日(日)、彼本人はもちろん、その写真集の編集、デザインを担当した美術家の前畑裕司をゲストに迎え、丸善名古屋本店でトーク・イヴェントがおこなわれた。
樹林舎叢書『戦場のファンタスティック シンフォニー
ーー人道作家・瀬田栄之助の半生』
■著 者=志水雅明 |
四日市出身の、幻の作家「瀬田 栄之助(せた えいのすけ)」を四日市の作家・志水雅明が戯曲化。ほかに瀬田自身の小説「偽りの青春」とルポ「日本にあった外国人捕虜収容所」を収録、その実像に迫る!
若き日の瀬田栄之助は、戦前、四日市の捕虜収容所で通訳をしていました。英米の捕虜たちの人権を擁護し、職務以外でも食料調達や慰安行事などに心を砕きます。その一つが、捕虜たちによる音楽演奏です。風雲急を告げる戦時下、「捕虜に、敵国人である彼等に、慰安とは何んたることだ!」と上官にしっ咤されながらも、ベルリオーズ「幻想交響曲」、シューベルト「野薔薇」、ヘンデル「大協奏曲」の演奏会を実現します。 こうした体験を経て瀬田は、戦後、平和を標榜する人道的な小説、評論を次々に発表しますが、 四日市を舞台とした作品群も、今ではほとんど読むことができず、幻の作家となっています。
こちらです
『根っこは何処へゆく』
■著 者=野中克哉 |
尺八とスケボーを合わせるとどうなる?
2015年7月から上映された、尺八とスケートボードを題材にした映画『根っこは何処へ行く』(制作・野中克哉監督)を書籍化。この映画は尺八とスケートボードという、一見、全く関係がないと思えるこの二つに共通する意外な点や問題点をあぶり出しながら、現代社会が抱える問題をも俯瞰し、今後の自分たちが為すべきこととは何かを問う内容となっています。本書では日本各地やロンドンでも上映され、話題を呼んだこの映画の内容を踏襲して編集し、映画では語りきれなかった思いや、裏話などを収録。また「日本を江戸にせよ!」を標榜に活動する異端の集団、切腹ピストルズの隊長・飯田団紅氏らとの対談と「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」「瀬戸内国際芸術祭」で総合ディレクターを務めた北川フラム氏との対談も掲載!
『しこくささきぬ』 藤井達吉研究資料集成
■著 者=石川 博章 |
藤井達吉の晩年における芸術観や実像に迫る一冊。長年にわたる石川博章氏の研究成果の結実である。
近代工芸に大きな足跡を残しながらも、未解明の部分が多い芸術家・藤井達吉。
本書では、達吉が歌集『くさまくら』の編者に宛てた一群の手紙を翻刻し解説を加えました。感情や生活の様子が、ストレートに吐露された手紙群は、読むに趣き深く、また、達吉の人物や作品を理解するためのたいへん貴重な資料でもあります。
第2章では、達吉の郷里の俳誌『アヲミ』に提供した表紙絵を、第3章では達吉の作品をそれぞれ解説とともに紹介しています。
『遠い道程』 わが神職累代の記
■著 者=上村 武男 |
神主さんの暮らしって? 戦時中は何をしていたの? 神社の家計簿? 尼崎の小さな「むらやしろ」の神主さんが赤裸々に語る!
序章 《江戸後期〜》曽祖父のことなど 保存史料から紐解く、先祖の記録。
第1章 《明治〜昭和》祖父のこと 社家12人兄弟の調子として生まれた男の生き方。神職への敬遠、そして度重なる起業と挫折。
第2章 《明治〜昭和》父のこと 出自との葛藤。病により断たれた教師の道。戦時下の神職の立場と、懐事情。幼稚園の設立。
第3章 《昭和〜現在》自分のこと 父を敬愛した不良息子の育ち方。阪神大震災─本殿倒壊と再建。息子(現宮司)への思い。
『岐阜県のカキ』 生活樹としての屋敷柿とかかわった暮らしの歴史
■著 者=石垣 和義 |
元岐阜県中間農業試験場長で樹木医でもある著者が、30年以上にわたり岐阜県内の有名無名の柿の木を幾度となく訪ね、その品種、特性、栽培法から料理法、民話伝承に至るまでを調査した成果。この一冊で岐阜県のカキのすべてがわかる集大成。巻頭口絵には岐阜県の代表的なカキ風景をカラー写真で収録。
『市電残像』 〜名古屋に路面電車があった頃〜
■著 者=加藤 幹彦 |
忘れたくない、名古屋の姿。
懐かしく、そして新しい。
声なき路面電車のメッセージ。
かつて、名古屋の街には路面電車が走っていた。
霧の名古屋駅前、納屋橋の夜景、広小路の花電車、熱田神宮の初詣……。
当時の空気を閉じ込めた、路面電車と人々の暮らしを伝える珠玉の写真83点を収録。
懐かしく、そして新しい。声なき路面電車のメッセージを受け取ってください。
『ザ・ビートルズ 国内出版物採集図鑑』 〜ビートルズ来日後30年の出版物コレクション編年史〜
■著 者=加藤すたん |
あなたは、
ビートルズの日本公演パンフレットが、この世に11種も存在することを知っていますか?
ビートルズ主演映画のパンフレットに、驚くほど多くのヴァリエーションがあることを知っていますか?
ビートルズが表紙を飾った出版物が国内で何点発行されたか、考えたことがありますか?
本書は、国内屈指の「ビートルズ出版物コレクター」である著者が28年間にわたって蒐集したコレクションのほぼすべてを収録した「採集図鑑」。空前絶後、前代未聞の究極資料集です。
1966年のビートルズ来日を含めた32年(1964〜1996)の間に日本国内で出版された、約5,000点におよぶ膨大なアイテムを独自の視点で整理・分類。ビートルズの現役時代はもちろん、解散後のメンバーの単独来日や、ポール・マッカートニーの逮捕・日本公演中止事件、ジョン・レノンの射殺事件など、重大ニュースや出来事別にも区分。
特集号や音楽専門誌はじめ、一般誌、週刊誌、単行本、非売品冊子や付録、ファンクラブ会報までも網羅し、通常では見過ごされるような小記事、小コラム、数行程度の記載がある出版物まで、筆者が入手済みのものはすべて紹介しています。
特に重要な出版物については、オリジナル・ヴァージョン違いの紹介はもちろん、オリジナルと、復刻版・海賊版・再版の見分け方についてもカラーページで詳細な解説を加えました。
ビートルズ・国内出版物コレクションに必須の永久保存版であり、マニア・コレクターのみならず、ビートルズを愛するすべての人必携の1冊です!
『海部俊樹 回想録 自我作古』
■編 集=垣見洋樹 |
ー平凡にして平凡にあらずー
中日新聞の好評連載に書き下ろしをプラスして書籍化!!
リクルート問題や女性スキャンダル、消費税導入──。 30年前、世論の反発を買った自民党は参院選で惨敗。宇野首相は就任3カ月で退陣を表明した。結党以来の危機の中、最小派閥のナンバー2が突如、総裁選の本命に浮上した。 党内の相次ぐ不祥事の中、巧みな弁舌と清新なキャラクターで総理大臣に上り詰た海部俊樹。
しかし時代は昭和から平成への転換期。湾岸戦争では日本の国際貢献をめぐって困難な外交を迫られ、国内では党の信頼を取り戻すべく奔走することとなる。 元首相が、その波乱の半生を振り返った中日新聞の好評連載に、書き下ろしコラムを加えた。
『遍路知多めぐり 改訂版』
■監 修=知多四国霊場会 |
「日本三大新四国霊場」のひとつ、知多四国霊場
その八十八ヶ所の札所と、三ヶ所の開山所、七ヶ所の番外札所すべてを網羅した公式ブック「遍路 知多めぐり ハンディ版」が、改訂版として装いも新たに登場!
巡礼のルート案内はもちろん、ビギナーには嬉しい巡礼の作法、寺院の歴史、こぼれ話まで満載。知多半島の観光地なども紹介した、読み物としても楽しめる一冊!
◎巻頭にお参りの手順、巻末にルートマップを収録し、ビギナーにやさしい編集!
◎必要な情報を凝縮したコンパクトサイズで、持ち歩きに最適!
◎知多四国霊場会監修の公式ブック!
樹林舎叢書
「樹林舎 叢書」についてのお問合せは、052-801-3144(樹林舎 じゅりんしゃ) までお願いいたします。
最新刊『わが国実業教育の魁 山下谷次伝』
■著 者=福崎 伸行(ふくざき のぶゆき) |
明治から昭和へ――。
日本の産業近代化を支えた即戦力の人材を育成。
我が郷土の偉人。
わが国でいち早く実業教育の大切さを唱えた偉人、山下谷次。現在の埼玉工業大学の前身である東京商工学校と、東京の学校法人豊昭学園・豊島学院高校の前身である神田商業学校を創設しただけでなく、衆議院議員に五回当選し、国会議員として文教行政にも功績を残した。教育史に残る偉人の、その波乱に満ちた生涯と功労を鮮やかに描き出した快作!
■著者=山田 實 |
ローリング・ストーン、つまり転がる小石の物語。ロック(岩)ではありません。
大正15年生まれ、海軍兵学校最後の卒業生が、いまになって人生を振り返った。せまい日本を飛び出してアメリカ、ブラジル、エクアドルから南スペインへ。世界をどこまでも転がる さざれ石は、はたして巌(いわお)になれるのか。道ばたの石ころのように無名で、どこにでもいる老人の回想録。
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■著者=原 直正 |
諏訪をめぐる新しい研究で龍蛇が目覚める
正月元旦、川底より捕まえたカエルを
小弓につがえた矢で射貫き、神前に供える「蛙狩神事」。
気鋭の研究者が、諏訪大社の神事を起点として
丹念に史料を紐解き、
諏訪大明神の、もうひとつの顔とでもいうべき
「龍蛇神」の姿を浮かび上がらせる。
山本ひろ子氏=推薦!
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■編者=全国大学生活協同組合連合会東海ブロック教職員委員会 |
31人の元大学教授が、ほんとうの平和を願って語り始めた……
「空襲」 「疎開」 「勤労動員」
それぞれの先生方が具体的な体験を語った貴重な手記を寄せてくださいました。今こそ若者に伝えたい、そんな思いに溢れた1冊です。
一、中学生たちの戦時下 勤労動員そして少年兵
諏訪兼位(名古屋大学名誉教授/日本福祉大学名誉教授)
可児島俊雄(名古屋大学名誉教授)
篠原三郎(NPO法人京都自由大学講師)
長岡利貞(元椙山女子学園大学教授)
伊藤喜栄(元慶応義塾大学教授/元神奈川大学教授)
木村初男(名古屋大学名誉教授)
戸田安士(名古屋大学名誉教授/金城学院名誉理事長)
福島達夫(元日本福祉大学教授)
福田静夫(日本福祉大学名誉教授)
二、戦時下の小学生 ◯学校生活と疎開◯
歌川悦子(日本福祉大学名誉教授)
中田 實(名古屋大学名誉教授)
杉山幸丸(京都大学名誉教授/元京都大学霊長類研究所所長)
安保邦彦(愛知東邦大学地域創造研究所顧問)
庄司善哉(秋田大学名誉教授)
長谷川浩一(元青山学院大学教授/元聖学院大学教授)
三、子どもたちが体験した戦争 ◯空襲、機銃掃射◯
沢田昭二(名古屋大学名誉教授)
高橋 正(愛知大学名誉教授)
森 靖雄(元日本福祉大学教授/愛知東邦大学地域創造研究所顧問)
伊藤秋男(南山大学名誉教授)
四、外地での戦時下 ◯満州、内蒙古◯
鳥居達生(名古屋大学名誉教授)
大木一訓(日本福祉大学名誉教授/労働問題総合研究所顧問)
中須賀徳行(岐阜大学名誉教授)
五、戦時下という時代
一ノ瀬秀文(大阪市立大学名誉教授)
青木みか(名古屋女子大学名誉教授)
福井崇時(名古屋大学名誉教授)
児島美都子(日本福祉大学名誉教授)
日野資純(静岡大学名誉教授)
丹生久吉(三重大学名誉教授)
和田一雄(京都大学霊長類研究所共同利用研究員)
那須野隆一(日本福祉大学名誉教授)
益川敏英(名古屋大学素粒子宇宙起源研究機構長/京都大学名誉教授)
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■著者=呉智英 |
"トンデモ名古屋論"にとどめの一撃!>
海老フリャーが好物で、古くさい「ビルヂング」に「大」まで付けて見栄を張る。奇妙な祭を公然と残し、「嫁入り」は派手で、そのくせタダの物が大好きで――それが名古屋人?
――雑誌で、新聞で、単行本で、歴史的にも民俗学的にも事実に反する名古屋像が語られている。私はこれに対して強い怒りを覚える。郷土愛からではない。知識人としてである。
この本は堅苦しく郷土史を論じたものではない。なんとなく通用している俗論を徹底的に批判することが極上のエンターテインメントであることを読者に知らしめる本なのである。(「まえがき」より)
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■著者=片岡了一 |
日月神示の新しい銀河霊界と大霊界の解明
これまで謎に包まれていた超太古の時代と神々について、著者が体得したことと、酒井由夫氏の著作から学んだことをもとに書き綴ったもの。『竹内文書』『日月神示』を読み解くために、必携の書です。
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■著者=関口威人 |
生物多様性って、いったい何?
それが「ある」からどうなの?
それが「ない」と、困るの?
説明を聞いても分かりにくい。腑に落ちない。しらじらしく響く。そんなテーマの、ホンネを知りたい。
もちろんグローバルな視点や問題意識は大事だ。
でも、アマゾン奥地や東南アジアの森にまで行く余裕はない。
だったら歩いて行ける範囲で答を探そう。当てがあるわけではないけれど、何とかなるさ、いや、何とかしてやろう。
──という意地だけで歩き始めた著者は、モノづくりの職人、農家、林業家、学者など、東海地方の人たちに、行き当たりばったり話を聞き、そして考える。
そこから人間と生物との関係、環境問題の深みが見えてくる。
『中日環境net』の好評ウェブ連載に大幅加筆、修正、1冊にしました!
解説 武田邦彦(中部大学教授)「生物多様性と日本人の知恵」
主な取材先
「豊橋筆」の老舗製造所
「名古屋凧」の伝承者
「弥富の金魚」の養魚場
蒲郡の「つまもの」農家
琵琶湖の「かばた」と漁師
「瀬戸焼」原料の採掘現場
岐阜の里山の「粗朶」づくり
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『猿まわしの系図』
■著者=飯田道夫 |
猿まわしの研究は、日本人の精神史を解き明かすための、じつに重要な一領域をなしている。まさに「はじまりの哲学」としての神話の重要性にも匹敵する根源性をもって、単純で剥き出しの原始性と野生に輝いている。
──解説(本書より抜粋)・中沢新一
人間に最も近い動物・猿を仕込み、あやつり、舞わす「猿まわし」という職業。猿にこだわり続けた著者が、古代まで遡る文献、絵画、史実を地道に検証し、三十年以上をかけた研究成果をここに集成。これまで賎民の雑芸といわれてきた猿まわしとは、その正体は、はたして芸能か、神事か、それとも……。
歴史のあわいに隠れた系図をたどり、従来の学説が見逃してきた真相に迫る。
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